アプリ作りって、実は料理と似ているんです
「アプリを作ってみたい!」と思ったことはありませんか?でも、「プログラミングって難しそう…」「専門知識がないと無理でしょ?」と諦めていませんか?
実は、アプリ作りは料理とよく似ています。初めて料理を作る時、いきなり高級レストランの料理は作れませんが、卵焼きやおにぎりなら作れますよね。アプリも同じです。まずは簡単なものから始めて、少しずつ慣れていけばいいんです。
そして今、Vibe Codingという新しいアプローチがあります。これは、まるで友達とおしゃべりするように、AIと一緒にアプリを作っていく方法です。
Vibe Codingって何?従来の方法との違い
従来のプログラミング学習は、まるで外国語を一から覚えるようなものでした。文法を覚えて、単語を覚えて、ルールを覚えて…。でも、Vibe Codingは違います。
Vibe Codingの特徴:
- 対話しながら作る:AIに「こんなアプリが作りたい」と話しかけるだけ
- 直感的に進める:難しい専門用語を覚える必要がない
- 試行錯誤が楽しい:「これはどうかな?」「あれも追加したい」と自由に実験できる
- すぐに形になる:数時間で動くアプリができる
例えるなら、料理のレシピサイトを見ながら料理するような感覚です。分からないことがあれば、その都度調べたり、アレンジしたりしながら進められます。
アイデアから完成まで:7つのステップ
ステップ1:アイデアを見つける
まずは「何を作りたいか」を決めましょう。大きなアイデアでなくても大丈夫です。
アイデアの見つけ方:
- 日常の「あったらいいな」を探す
- 自分が困っていることを解決する
- 趣味や興味のあることに関連付ける
例:「毎日の気分を記録したい」「読んだ本を管理したい」「家計簿をつけたい」
ステップ2:アイデアを整理する
思いついたアイデアを、まるで友達に説明するように書き出してみましょう。
例:「今日の気分を5段階で記録して、後から見返せるアプリが欲しい。できれば、なぜその気分だったかもメモできるといいな。」
ステップ3:AIと相談する
ChatGPTやClaude(AI)に、あなたのアイデアを話してみましょう。
相談例:
「プログラミング初心者です。毎日の気分を記録できる簡単なアプリを作りたいのですが、どんな機能があればいいでしょうか?」
AIは、あなたのアイデアを整理して、必要な機能を提案してくれます。
ステップ4:簡単な設計図を作る
アプリの「部屋の間取り」のようなものを考えます。紙に絵を描くような感覚で大丈夫です。
気分記録アプリの例:
- 今日の気分を選ぶ画面
- メモを書く画面
- 過去の記録を見る画面
ステップ5:AIと一緒にコードを書く
いよいよ実際にアプリを作ります。でも、あなたが一から書く必要はありません。
AIへの依頼例:
「HTMLとJavaScriptで、気分を5段階で選択できるボタンがある画面を作ってください。選択した気分は画面に表示されるようにしてください。」
AIがコードを書いてくれるので、それをコピーしてファイルに保存するだけです。
ステップ6:テストして改善する
作ったアプリを実際に使ってみましょう。「ここをもう少し使いやすくしたい」「色を変えたい」など、気づいたことをAIに相談して改善していきます。
ステップ7:完成と振り返り
動くアプリができたら完成です!使ってみて、次に作りたいものを考えてみましょう。
実際に作れる簡単なアプリ例
1. ToDoリスト(やることリスト)
機能:
- やることを追加する
- 完了したらチェックを付ける
- 削除する
学べること:リストの操作、データの保存、基本的な画面操作
2. 気分日記アプリ
機能:
- 今日の気分を選択
- 簡単なメモを記録
- 過去の記録を見る
学べること:データの保存、日付の扱い、感情の可視化
3. 読書記録アプリ
機能:
- 読んだ本のタイトルと感想を記録
- 5段階評価
- 読書履歴の表示
学べること:情報の整理、検索機能、評価システム
AIツールを活用した開発方法
おすすめAIツール
- ChatGPT:アイデア相談からコード作成まで
- Claude:長い文章の理解が得意
- GitHub Copilot:コード作成の補助
効果的な質問の仕方
良い質問例:
「プログラミング初心者です。ToDoリストアプリを作りたいのですが、まず何から始めればいいでしょうか?HTMLとJavaScriptを使いたいです。」
避けたい質問:
「アプリ作って」(具体性がない)
初心者が躓きやすいポイントと解決方法
よくある躓きポイント1:「完璧を求めすぎる」
解決方法:最初は「動けばOK」の精神で。見た目は後から改善できます。
よくある躓きポイント2:「エラーが出ると諦める」
解決方法:エラーメッセージをそのままAIに聞いてみましょう。「このエラーが出ました。どう直せばいいですか?」
よくある躓きポイント3:「機能を詰め込みすぎる」
解決方法:最初は1つの機能だけに集中。動いたら次の機能を追加しましょう。
よくある躓きポイント4:「専門用語が分からない」
解決方法:「初心者にも分かるように説明してください」とAIに頼みましょう。
完成後の達成感と次のステップ
完成の瞬間
初めて自分のアプリが動いた時の感動は、まるで初めて自転車に乗れた時のような感覚です。「自分にもできるんだ!」という自信が生まれます。
次のステップ
レベル1完了後:
- 作ったアプリを友達や家族に見せてみる
- フィードバックをもらって改善する
- 新しい機能を1つ追加してみる
レベル2への挑戦:
- より複雑なアプリに挑戦
- デザインを美しくする
- 他の人も使えるように公開する
まとめ:あなたも今日からアプリクリエイター
Vibe Codingを使えば、プログラミングの専門知識がなくても、あなたのアイデアを形にできます。大切なのは、完璧を求めず、楽しみながら一歩ずつ進むことです。
今日から始められる小さな一歩:
- 「あったらいいな」と思うアプリを1つ考える
- AIに相談してみる
- 簡単な機能から作り始める
あなたの最初のアプリが、どんな素晴らしいものになるか楽しみですね。失敗を恐れず、楽しみながら挑戦してみてください。きっと、想像以上に簡単で楽しい体験になるはずです!
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